シンセサイザー研究室

シンセを買う(ライブ向け)

必要な条件

 1.ライブで使える音色が揃っている
 2.持ち運べる(可搬性や堅牢性)
 3.安定稼動(演奏中トラブルが無い)
上記3つを考慮して考えていきます。

1.ライブで使える音色が揃っている

ライブで使う音色ってどんな物があるでしょう?
キーボードパートでよく使う音色というと

ピアノ、エレクトリックピアノ、ストリングス(生、シンセ)、オルガン、ブラス (生、シンセ)、ソロ用シンセサイザ音色(リードシンセ)

こんなところでしょうか。 ということは、こういった音色が揃ったキーボードを購入すべきですね。
あと、ポイントとして、
 ・最大発音数が十分か
 ・音色を自由に重ねて(レイヤー)演奏出来るか
 ・音色の切り替えがボタン一発で素早く出来るか
といった点も考慮しましょう。

2.持ち運べる(可搬性や堅牢性)

電車、バスなどで移動となると、4~6kgくらいの軽量キーボードを選ぶしかないでしょう。
最近の軽量シンセサイザは最上級ワークステーションシンセサイザーと比べても遜色ない物 が出てきています。
充電池だけで動くキーボードやアンプもあります。

3.安定稼動(演奏中トラブルが無い)

やはり、ハードウェアシンセサイザが無難だと思います。
ハード的にもソフト的(バグで止まる等)にも安定しています。
万が一の場合も電源オンオフで素早く復旧する点も良い点です。

電源のすっぽ抜けには十分注意してください。ACアダプタの場合こんな風に取り付けます。
ac_adapter

それでは、具体的に楽器を紹介します。

KORG KROSS2

kross

2019年にグリーン、オレンジ、レッド、ブルーの4色のカラーバリエーションモデルが追加になりました。
PCMが追加になっておりピアノやエレピ、最新のEDMに対応するシンセ、ドラムなど、
特別なサウンドがプリ・インストールされています。
黒いモデルもファームウェアアップデートで上記と同様にPCMが追加可能です。

KROSS 88MBというピアノ鍵盤モデルもあります。

KROSSとしか書いてありませんが、第二世代KROSSです。右側のデカイパッドが16個並んでるのが新しいKROSS2です。
同時発音数120音で、ライブで必要とされるであろうあらゆる音色を内蔵しているライブ用軽量キーボードです。
本体重量(電池無しの状態で)3.8kgです。充電池6本で駆動するので、電源が無いところでも演奏可能です!
ピアノ、エレピ、ドラムサウンドを筆頭にオルガン、ストリングス、シンセサイザ音色等、ライブで使える音が沢山収録されています。
16個のフェイバリットボタンで素早く音色切り替えが出来ます。(128音色登録可能)
音色を選ぶのもジャンルを選択して、音色ダイアルで回すだけでシンプルに選べます。
エフェクターもプロ級で5種類のインサーション、2種類のマスターエフェクトを同時使用可能です。
マイク入力端子が搭載されており、弾き語りに使用したり、ボコーダサウンドを出したりといった事が可能です。
音楽プレーヤーを繋げる為のオーディオ入力端子もあるので、音楽プレーヤーに合わせて弾いたり出来ます。
サンプリング機能があり、16個のパッドを使って再生可能です。
128MBのPCMライブラリ格納用不揮発メモリが搭載されており、ネット経由でダウンロードして使えるライブラリを格納できます。
PC用エディタもダウンロード出来るのでPCからの音色エディットも可能です。(VSTiプラグインとしても動きます)

USB-MIDI兼USBオーディオインターフェイスにもなっています。

移動手段が電車やバスで重いのがキツイ、予算が少ない、電源が無い所でもライブをしたい、機械が苦手といった人にはKROSS2がオススメです。

詳細はこちら
https://www.korg.com/jp/products/synthesizers/kross2/

ROLAND JUNO-DS

juno-ds

ライブで必要とされるであろうあらゆる音色を内蔵しているライブ用軽量キーボードです。
前作のJUNO-Diと音色に互換性があります。同時発音数も128と余裕です。
白いモデルもあります。
「バンドリ」っていうガールズバンドのアニメ作品にも出てきます。(実際に声優さんがバンド組んで弾いてるようです)
「ディレイって何ですか?」「やまびこの事だよぉ」くらいの知識で使えます。

本体重量(電池無しの状態で)5.3kgです。充電池8本で駆動するので、電源が無いところでも演奏可能です!
ピアノ、エレピ、ドラムサウンドを筆頭にオルガン、ストリングス、シンセサイザ音色等、ライブで使える音が沢山収録されています。
オーディオ・サンプル、ソング再生にも使えるフレーズ・パッドが付いています。
音色を選ぶのもカテゴリを選択して、音色ダイアルで回すだけでシンプルに選べます。
音色拡張ライブラリー EXP シリーズ(FAシリーズ用の波形データ集10種類)を1タイトル読み込み可能です。
エフェクターはインサーションx3、コーラス、リバーブを同時使用可能です。
マイク入力端子が搭載されており、弾き語りに使用したり、ボコーダサウンドを出したりといった事が可能です。
オーディオインプットでオーディオプレイヤを繋げたり、オーディオファイルプレイヤがあるので音楽再生に合わせて弾いたり出来ます。
USBはPCと接続するとオーディオインターフェイスにもなります。

移動手段が電車やバスで重いのがキツイ、予算が少ない、電源が無い所でもライブをしたい、機械が苦手といった人にオススメです。
また、電池駆動ではめずらしい88鍵盤ピアノタッチモデルもあります!(16.2kg背負っていけ!)

詳細はこちら
https://www.roland.com/jp/products/juno-ds61/

YAMAHA MODX+

YAMAHA MODX+

詳細はこちら
https://jp.yamaha.com/products/music_production/synthesizers/modxplus/index.html

MODX6+、MODX7+がセミウェイテッド鍵盤で、MODX8+がGHSピアノ鍵盤です。
ヤマハはピアノ、管楽器、木管楽器、パーカッション、ギター、ドラムまで 「本物の楽器」を作ってるメーカーです。
本物のヤマハの楽器を録音した音がするのが最大の魅力です。

中身は最上位機種「MONTAGE」の機能縮小版です。
とはいえ、収録されているPCM波形はMONTAGEと全く同じで、FM-Xという8オペレータの強力なFM音源も搭載しています。
シンセサイザーとしての音作りの自由度も最上位機種MONTAGEと全く同じです。
本物の楽器を作っているメーカーなので産地直送のリアルな音が沢山入っています。
容量も大容量で、どんなジャンルもこなします。ピアノ、ギター、フルートやブラス、 パーカッション系波形の充実度は突出しています。
AWM音源は8種類の波形を1セットにして1ボイスとなっているので8つ音を重ねても良いし、 鍵盤を弾く強さで切り替えれば8段階までOKということになります。
音色は16パートまで重ねたり出来ますし、16パートマルチティンバー音源としても使えます。
各パートにAWM音源、FM音源どちらも設定可能です。4パートで作成すると、
音色切り替えの時にスムーズに音が繋がる「SSS (Seamless Sound Switching)機能」が使えます。

フィルタ、エフェクト等のエンジンも秀逸で、今まで培ってきたヤマハのノウハウが凝縮されています。

USBオーディオMIDIインターフェース機能もあるので、マイクやギターの音を録音したり、PC用音源としても使えます。

MONTAGEとの違いは以下の通りです
 ・大幅な軽量化
 ・物理ボタンやノブ、スライダーの省略
 ・キーボードの品質(アフタータッチ無し)、ホイールの位置
 ・エフェクタが12個+AD/DA用1つと減り、音切れ防止機能が最大4パート構成の音色までとなっている
 ・AD/DAコンバータの質
 ・USBオーディオインターフェイス機能の違い(44.1KHz固定、パート数)
など大分変ってますが、それでもMONTAGEと比べて遜色無い音が出ます。

最大同時発音数がPCMが(ステレオでも)128+FM-Xが128となり、プロ顔負けのシンセサイザと言えます。
Cubase AIも付属しています。
軽量化されているので、持ち運びも楽です。
シーケンサーがMOXFにはありましたが、MONTAGE同様簡易シーケンサーになってます。
MONTAGE、MODX、XS以降のMOTIF、MOXFの音色データと互換性があり、読み込ませることが可能です。
FM ConverterでDX7などの音色データを変換出来るところもMONTAGEと一緒です。
MODX ConnectでDAWからVST3として扱えるソフトもあります。

ROLAND AX-Edge

AX-Synth

49鍵のフルサイズ鍵盤採用のショルダー・キーボード(キーターとも言う)です。 本体重量は4.2kg(電池含まず)
白と黒のモデルがあります。
PCM+アナログモデリング音源を内蔵したライブ用ショルダーキーボードです。
充電池8本で駆動するので、電源が無いところでも演奏可能です!

スマホまたはiPad用エディタも無償公開しているので細かい音色エディットも可能です。

音源はフラッグシップ楽器FANTOMと同じPCM、バーチャルアナログのハイブリッド音源 ZEN-Core音源を搭載しています。
1パート4パーシャル使用可能。(パーシャル=オシレータ)
パーシャル毎にPCM、PCM-SYNC、バーチャルアナログ、ホワイトノイズ、Super-Sawを好きに選べます。
パーシャル毎にピッチ、フィルタ、アンプ、LFOx2、EQの細かい設定があるので、バラバラに自由に設定できます。

Ver1.10からSynth-EX音源からZEN-Core音源に名称が変更され、ZEN-Core音源(FantomやZenologyといったZEN-Core対応機器)の
音色データを読み込めるようになりました。
また、Sound Pack(Drum Kitは対象外)、Wave Expansionライブラリを読み込めるようになりました。(Roland Cloudにて配布)

バーチャルアナログだけでなくPCM音源もJUNOに負けない程収録されており、鍵盤サイズがフルでアフタータッチも付いてます。
リボンコントローラも押し込んで変化を付けたり多種多彩なコントローラが付いています。

ライブで動き回りたい!目立ちたい!ギターに負けたくない人、
電源が無い所でもライブをしたい人にオススメです。

キーボード下のブレード部分は取れるようになっていて、自分で好きなデザインに出来ます(自分で色塗ったり出来る)
デザイン、Edgeだけにエッジ効きすぎなので、振り回して周りにケガさせないように気を付けて!

詳細はこちら
https://www.roland.com/jp/products/ax-edge

KORG RK-100S 2

RK-100S 2

ショートとロング、2つのリボン・コントローラーを搭載した37鍵のミニショルダー・キーボードです。 本体重量は3.5kg(電池含む)。
赤と黒と白のモデルがあります。2になって木目が際立つ塗装になってます。※ホワイトはグロス・フィニッシュで木目無し光沢あり。
前のモデルからプリセットが刷新され、ソロ音色を中心に強化されました。
アナログモデリング音源を内蔵したライブ用ショルダーキーボードです。
充電池または通常の乾電池6本で駆動するので、電源が無いところでも演奏可能です!

PC用エディタも付属しているのでPCからの音色エディットも可能です。

音源はmicroKORG XL+と同じで、鍵盤はMS20miniで採用されたスリム鍵盤です。

ライブで動き回りたい!目立ちたい!ギターに負けたくない人、
電源が無い所でもライブをしたい人にオススメです。
ROLANDのAX-Edgeのような本格的なPCM音源は無いですが、アナログモデリングの存在感があり、軽量コンパクトです。
鍵盤下のロングリボンコントローラも特徴的です。

詳細はこちら
https://www.korg.com/jp/products/synthesizers/rk_100s2/

ROLAND V-Combo VR-09-B / VR-730

こちらが新バージョンVR-09-Bです。(2017年発売)
VR-09-B

こちらがVR-730
鍵盤をウォーターフォール(オルガン)鍵盤にした物です。PCM容量と音色が多少増えています。(PCM以外は一緒です)
名前が違いますがVR-09-B ウォーターフォール73鍵盤と考えて下さい。
VR-730

ライブ用に特化したキーボードです。充電池x8で動きます。
音源はPCM音源(ピアノ、エレピ等)、トーンホイールオルガン、Super Naturalシンセの3種類があります。
Super Naturalシンセは3オシレータでPCM波形も使えるのでPCMシンセサイザーとしても使えます。
ライブで操作しやすいようにオルガン、ピアノ、シンセの3つのブロックに分けてスライダやノブを配置。

ライブ向けにさらに機能を絞り込んでユーザーインターフェイスもライブ向けに改良したシンセです。
お値段も10万ピッタリくらいなので、バーチャルアナログだけでは、チョット足りない(ピアノ、エレピ、オルガン、PCMシンセも使いたい)という用途で活躍します。

VR-09 Editor for iPadというiPadアプリが無料アプリであり、iPadでエディット出来ます。
※ 要iPad Camera Connection Kit

詳細はこちら
https://www.roland.com/jp/products/v-combo_vr-09-b/
https://www.roland.com/jp/products/v-combo_vr-730/

KORG KROME EX

KORG KROME

詳細はこちら
https://www.korg.com/jp/products/synthesizers/krome_ex/

コルグのエントリーユーザー~中級者向けシンセサイザです。

2019年にKROME EXとしてリニューアルされ、PCM、音色が増えています。
KROMEと仕様は同じですが、PCMや音色が追加となっている「EX」が付く方を買ってください。

中身は2007年登場のフラッグシップ機「M3」と同等性能のPCMシンセサイザーです。
とはいえ、収録されている内蔵PCM波形は最新機種KRONOSから持ってきており、 特にピアノ、エレピ、ドラムスが強化されています。
上位機種KRONOSと同じ48khzの高音質PCM波形、シンセサイザエンジン(発音数も同じ)、エフェクタ等妥協は一切見あたりません。
ですから、低価格であっても、決してプロ用シンセサイザーに劣る音はしません。
パフォーマンスモードを使えば16プログラム重ねることが可能です。

フィルタ、エフェクト等のエンジンも秀逸で、今まで培ってきたコルグのノウハウが凝縮されています。
エントリー向けなのにエフェクターがインサーションx5、マスターx2、トータルx1とM3と全く同じなのが凄いところです。

さらにワイドのカラー液晶タッチビューインターフェイスを装備しており、視認性、操作性も向上しています。
シーケンサーにピアノロール形式が加わってる辺りまでM3と一緒です。

M3との違いは以下の通りです
・パワーアップし、8段階ベロシティになっている。同時発音数はM3と同じ120音!
 ・収録波形はKRONOSから流用(特にピアノはKRONOSのSGX音源、エレピ、ドラムスもKRONOSから流用か?)
 ・M3の拡張性(EXB-RADIAS搭載スロット、サンプリング機能とオーディオイン端子、Firewire)が削除された
 ・KARMAが無い(RPPRというアルペジエータは装備)
 ・セミウェイテッド鍵盤(ナチュラルタッチ鍵盤という上位機種より安っぽい物)または88ピアノ鍵盤 ※アフタータッチは無し

この値段でPCM音源部も手抜き無しだし、カラーのタッチパネル付きは超良心的です。
軽量化されているので、持ち運びも楽です。
プロ用シンセサイザーの仕様を何も考えないでエントリーモデルに持ってきているので難易度はすこぶる高いですが
頑張れば、プロ顔負けの音が出ます。

KORG SV-2

SV-2

本体重量はSV-2-73が18.3kg , SV-2-88が21.5kg。前のモデルより1kg(スピーカー分)重くなってます。
国内ではスピーカー付きモデルしかありませんが、スピーカーが付いてて何も繋がなくても音が鳴るので便利です。
譜面立てやダンパーペダルも標準装備です。
鍵盤はピアノタッチ鍵盤RH-3(京都・美山町で作ってて、シンセサイザーKRONOSでも使用されている)となっています。
大容量波形を72音色に厳選して収録しています。
FMエレピ波形も本家ヤマハよりサンプリングの仕方が上手かったりします。
発音数も128音で、音切れの心配もありません。
エフェクターも6つに厳選し、真空管回路「Valve Reactor」を搭載し、本物の真空管を通した暖かみのあるサウンドが出ます。

シンセサイザーのようにピッチベンドやホイール、アフタータッチ等は無いですが、キーボードサウンドに特化し、
簡単な操作でライブに使える楽器となっています。
フェイバリット・サウンド選択スイッチ(デカイ1~8のボタン)に作った設定を登録しておいて、
ライブではスイッチ押すだけで切り替えられます。
細かい設定はPC用エディタが用意されているので、それを使って編集出来ます。

詳細はこちら
https://www.korg.com/jp/products/synthesizers/sv_2/

VOX Continental

通常版は赤い筐体です。黒くて木製側板が付いたモデルも登場しています。
VOX Continental BK

本体重量は61鍵盤モデルが7.2kg , 73鍵盤モデルが8.4kg。
ボリューム/エクスプレッション・ペダル(VOX V861)がセットで同梱されています。
鍵盤はKRONOS LSで開発されたセミ・ウェイテッド・ウォーターフォール鍵盤となっています。
エフェクターも厳選し、新規開発のリバーブを搭載しています。真空管 Nutube 6P1も搭載しています。
インサーションエフェクトはプログラム毎に良い感じのものが割り当ててあります。

内容的にはKronosのSGX-2、オルガン、AL-1アナログモデリングシンセ、HD-1 PCM音源の容量削減版となりますが
本体でのエディットはバッサリ切り捨てて、上で紹介したSV-2的にステージ演奏に特化されています。
プログラムはプリセット頼み。
機械が苦手な人でも大丈夫なKronosって感じです。
音色切り替え時にも音が切れないスムース・サウンド・トランジション機能ももちろん搭載。

シンセサイザーのようにピッチベンドを搭載しています。(アフタータッチは無し)
オルガンのドローバーの代わりになるタッチ・センサー(静電容量方式)を搭載。
簡単な操作でライブに使える楽器となっています。
シーンに作った設定を登録しておいて、ライブではスイッチ押すだけで切り替えられます。

詳細はこちら
https://www.korg.com/jp/products/synthesizers/voxcontinental/

ROLAND RD-2000

RD-2000

ローランドのステージピアノです。ピアノ、エレピが得意です。
本体重量は21.7 kgです。

RD-2000はV-Pianoテクノロジーを使った発音数無制限のモデリングピアノ音源とPCM音源、Super Natural音源を搭載したステージピアノです。
V-Pianoテクノロジーは弦、フレーム、響板など、ピアノの構造そのものを個別にモデリングし、個別にその振る舞いを再現することで、
相互に影響を与えあう、複雑なサウンドを生成します。連打したり、弾き方や微細なタッチの違いが出てくる音に反映されます。
加えてRD-800と完全互換の同時発音数128音のPCM音源とSuper Natural ピアノ、エレピ、オルガン音源を搭載しています。
鍵盤に採用されている88鍵PHA-50鍵盤(プログレッシブ・ハンマー・アクション 50)はローランドのデジタルピアノ上位機種でも採用されています。

拡張メモリ領域を2スロット持っていて、Roland Axialサイトで拡張音源データをダウンロードして使えます。

詳細はこちら
https://www.roland.com/jp/products/rd-2000/

ROLAND RD-88

RD-88

ローランドの軽量ステージピアノです。
Super Naturalピアノ、Super Naturalエレピ、XEN-Core音源を搭載しています。
本体重量は13.5 kgです。

鍵盤はPHA-4スタンダード鍵盤を採用しています。(MIDIコントローラー A-88 Mk2と同じ鍵盤)
軽量コンパクトなのでライブで活躍するでしょう。低価格で操作性もシンプル。すぐに操作が覚えられます。
小さなスピーカーが内蔵されているので音がその場で鳴らせます。
XEN-Core音源はFANTOM等と同じものです。他のZEN-Core音源対応機種で作成された音色やRoland Cloudで配布されるファイル(拡張子SVZ)
をインポートして演奏できます。

詳細はこちら
https://www.roland.com/jp/products/rd-88/

YAMAHA YC61 YC73 YC88

YC61

YCシリーズはライブ用に特化したキーボードです。
YC61はウォーターフォール鍵盤という、オルガンが弾きやすい物を採用し、重量も7.1Kgと、とても軽いです。
YC73はバランスドハンマーという重さが均一の軽めのピアノタッチ鍵盤(Montage8と同じ感じでアフタータッチは無し)13.4kgです。
YC88はNW-GH3鍵盤というピアノ鍵盤です。18.6kgで一番重いです。ピアノやエレピを重視する人向けです。
※ OS Ver1.2にすることで新しいロータリースピーカーやFMオルガンタイプが追加されます。
※ 73と88はフットペダル FC3Aが付属してます。(61は無い)

音源はVCM Organ音源 + AWM2(PCM)音源: 128音、FM音源: 128音。
VCMとはVirtual Circuitry Modelingの略で物理モデリング技術の事です。
ドローバーが付いていて、音色を切り替えた時もLEDで位置が判るようになっています。
ローランドのV-Vombo VR-730に近いコンセプトです。
バーチャルアナログ音源はありませんが、FM音源は本物です。

FM音源はアルゴリズムから細かくエディット出来る訳ではなく、音色はメーカーが用意したものを使用するスタイルです。
DXシリーズのあの音!みたいなのは網羅されています。音色名の頭に「FM」が付いてるのがFM音源を使用しているものです。

ピアノなどは下で紹介するCPシリーズとほぼ同じと思われます。ヤマハのピアノの音しかしません(笑)
エレピやシンセ、ストリングス、ブラスなど、ライブで使用するような音は全て網羅されています。

オルガン、KeyA、KeyBと3つの音色を重ねたり、左右でスプリットさせたりして設定できます。
オルガンにはプリドライブ、KeyA、KeyBにはそれぞれにインサーションエフェクト2つが直列に搭載され、
さらに3つどれかに設定出来るインサーションエフェクト、スピーカー/アンプ(ロータリーとかドライブなど)、リバーブ、マスターEQを経て出力されます。
これらの設定をライブセットとして160個保存できます。(1~8のボタンで切り替え。8個で1ページとして20ページ分=160個)
(プリセットは10ページ分(80個)間違って上書きしちゃったらヤマハのSoundmondoってサイトでダウンロード可能)

デザインがCPシリーズと同じような感じで統一されています。
意識高い系なので値段もそれなりに高いです(笑)
ピッチベンドとホイールの形や位置がヤマハ史上一番変わってます。

詳細はこちら
https://jp.yamaha.com/products/music_production/stagekeyboards/yc/index.html

YAMAHA CP88/73

CP88

本体重量は88が18.6kg 73が13.1Kgとステージピアノとしては軽いです。
同時発音数(ステレオで)128音のAWM2音源のピアノ、エレピ、その他様々な楽器音が収録されています。

CP-4 Key1 CP-4 Key2

CP88のNW-GH鍵盤は木製象牙調で、バネを使用していないピアノに近いタッチの物が採用されています。(本物のピアノに比べ若干軽め)
センサーが3つ搭載されていることにより、弱いタッチから強いタッチまで弾き分けやすく、トリル奏法や連打にも対応します。
CP73はバランスドハンマーという、どのキーも同じ重さの弾きやすい鍵盤になっています。

ヤマハ最新のフルコンサートグランドピアノ「CFX」、ヤマハ傘下のベーゼンドルファも搭載。使いやすいS700も入ってます。
そして、上部にヤマハでは珍しいスティック型のピッチベンドとホイールがあり、シンセ用マスターキーボードとしても使えます。

音色切り替え操作、簡単な音色コントロールなどが直感的に出来るレイアウトとなっており、ステージ向けキーボードとして有用です。

OSアップデートで音色追加も出来るようになっています。
別売りだけど譜面台も取り付け可能です。

詳細はこちら
https://jp.yamaha.com/products/music_production/stagekeyboards/cp88_73/

Studiologic Numa X Piano

Numa X Piano

イタリアのFATAR社の鍵盤と言ったらコレ。海外のキーボード・シンセサイザーは殆どFATAR社の鍵盤を採用しています。
同時発音数300音のサンプリング、ウェーブシェイピング、物理モデリングをミックスした強力なサウンドエンジンを内蔵。
特にNuma X Piano GTは、最新の88鍵木製ハイブリッド・グレーデッド・ハンマーアクション鍵盤「TP/400 Wood」を採用しています。
GTじゃない方は88/73鍵 TP/110プレミアム・ハンマーアクションです。 全モデル、アフタータッチが付いています。

「アコースティック・モデリング」のピアノ、「エレクトリック・モデリング」のエレピ、その他にもキーボード、ベース、ギター、オルガン、
シンセサイザー、オーケストラなど、200以上のサウンドが収録されています。
最大4種類の音色を同時使用可能で、各音色に2種類のインサーションエフェクトを割り当て可能、
最終段にマスターディレイ、マスターリバーブがあります。
左上のスティックは1つ目はピッチベンドとモジュレーション、2つ目は自由にアサインして使えるスティックとなっています。
TFTカラーディスプレイとカラーエンコーダー(ボタンにもなってます)で色がついている事で視認性が高くなっています。
USBオーディオとUSB-MIDI、MIDI端子もあり、オーディオ入力が4つもあるのも特徴です。

詳細はこちら
hhttps://dirigent.jp/studiologic/numa-x-piano-gt

Roland Aerophone AE-20/30

AE-30

ローランドのZEN-Core音源、SuperNatural音源を載せたウインド・シンセサイザーです。
フラッグシップシンセサイザー、Fantomと全く同じ音をウインドシンセサイザーとして演奏出来ます。

難しそうですが、初心者が買っても全く問題ありません。
サックス風の吹けるシンセサイザーと思って、割り切って使うと良いでしょう。

リアルな金管、木管楽器をSuperNatural音源で演奏出来ます。
T-SQUAREのようなシンセサイザー音色もZEN-Core音源という、PCM+アナログモデリングシンセサイザーで演奏出来ます。
何故かドラムキットまで収録されていて、ドラム音色が吹けます(笑)(タンギングでハイハットとかスネア鳴らせるww)
音色は沢山ある中から選んでも、自分で自由に作ることも出来ますし、その自由度はフラッグシップシンセサイザーそのものです。
スマホ用のフリー音色エディタ「Aerophone Editor」で作れます。

AE-20とAE-30の違いですが、AE-20はAE-30から
・サム・パッドを削除
・MIDI端子を削除
・モーションセンサーを削除
・エクスパンジョンデータ読み込み機能を削除
・Super-Natural音源のデータを厳選(主にハープなどの弦楽器等、吹かない楽器等を中心に削除)
・エクスパンジョンデータ読み込み機能を削除
・プリセットシーン数削減
・ボタンのカタカタ音の低減
となっています。
その代わり価格が抑えられています。
その他は操作マニュアルも共通です。

詳しくはこちら
https://www.roland.com/jp/products/aerophone_ae-20/
https://www.roland.com/jp/products/aerophone_pro/


で、結局どれがいいの?

ひとことふたことで表現すれば!

■KROSS2
コチラも電池駆動可能!とっても軽量。持ち運びやすい。
即戦力重視で特にエディットしなくても使える音色が豊富に揃っているし、
軽くて操作が簡単です!
楽曲やサンプリング音を同時に鳴らしたり、PC用オーディオインターフェイスにしたりも出来ます!
外部供給のPCMライブラリ格納用メモリ128MBを内蔵しているので、内蔵のPCM以外の音も出せます。
電池駆動ではめずらしい88鍵盤モデルもあります!
PC経由でエディット可能で、初心者用以上のパワーを秘めてます。
電池駆動ではめずらしい88鍵盤モデルもあります!
JUNO-DSの対抗機種なので、メーカーの音で選びましょう。

■JUNO-DS
電池駆動可能!軽量!
即戦力重視で特にエディットしなくても使える音色が豊富に揃っているし、
軽くて操作が簡単な物と言えばコレです!
楽曲やサンプリング音を同時に鳴らしたり、PC用オーディオインターフェイスにしたりも出来ます!
EXPスロットが1個付いてくるので、色んなジャンルに特化した音楽も作れます。
電池駆動ではめずらしい88鍵盤モデルもあります!
KROSS2の対抗機種なので、メーカーの音で選びましょう。

■MODX+
軽量なのにMONTAGEと同じ音!ヤマハの生楽器の音、伝統のFM音源とヤマハの音が充実!
おもり付きセミウェイテッド鍵盤搭載(アフタータッチは無し)
ヤマハの音を手軽に持ち運びたいならコレです!

■AX-Edge
本格PCM+アナログモデリング音源付きフルサイズキーボード!アフタータッチ付き!電池駆動可能!
リボン・コントローラーなど多彩なコントローラもあり。
派手なシンクリード、アナログシンセリードで前面に出てギターとバトルとか出来ます!目立ちたい人は是非!

■RK-100S 2
アナログモデリング音源付きミニサイズキーボード!電池駆動可能!そして軽量コンパクト!
リボン・コントローラーなど多彩なコントローラもあり。
派手なシンクリード、アナログシンセリードで前面に出てギターとバトルとか出来ます!上のAX-Edgeより小さいのが良い場合はコレ!

■VR-09-B/VR-730
PCM、SuperNATURALシンセ、トーンホイールオルガンの3音源を低価格で。
ライブ向け特化のユーザーインターフェイスに仕上がってます。
KingKORGの方が波形の種類や真空管サウンドなど強力だけど、他の音色も必要な場合は選択肢になるでしょう。
SuperNaturalシンセは3オシレータ、2ティンバーのシンセだし、フィルタ、アンプ等独立してる所などはKingKORGに勝ってる部分もありますよ。

■KROME EX
拡張性や機能が省略されているものの、性能は一昔のフラッグシップモデルと同等!
音が最上位機種KRONOSのクオリティ(特にピアノ、エレピ)という凄まじい軽量シンセ。
おもり付きセミウェイテッド鍵盤搭載(アフタータッチは無し)
タッチパネルで画面を直接タッチしてエディット可能なのは魅力的。
コルグの音が好きで、軽量で本格的なPCMシンセサイザを低価格で手に入れたい人向け。

■SV-2
レトロ&モダンなフォルム、音色選びが簡単。真空管回路「Valve Reactor」が個性的。
ピアノタッチでキーボードサウンドに特化した割り切った設計が良いです。
スピーカー付きで何も繋げなくても音が鳴るのは便利。

■VOX Continental
税込み11万円のキーボードでサウンドエンジンは最上位シンセKronos級。
ピッチベンドも付いたオルガンタッチでキーボードサウンドに特化した割り切った設計が良いです。
機械が苦手な人、音色エディットをしない人向けのKronosといったところです。

■RD-2000
多少重いが、ライブでのピアノ、エレピ演奏表現能力は圧倒的。
とにかく、ピアノタッチ、ピアノ音色、エレピ音色を重視する人はこちら。

■RD-88
軽量コンパクトでSuper Naturalピアノ、エレピが持ち運べる!
その他音色はXEN-Core音源でカバー出来ます。他のXEN-Core機種のデータをインポート可能!
低価格なのも魅力!

■YC61
ライブでのオルガン、キーボード演奏表現能力が優れています。7.1Kgで軽い!
グリッサンド奏法とかしても血だらけになりません。FM音色は本物!その他音色はCP88/73と同等!
お金に余裕があれば、上段YC61、下段CPにするとパーフェクトです!

■CP88/73
ライブでのピアノ、エレピ演奏表現能力はピカイチ。(ただしオルガン、DXエレピ等もPCMなのでYC61の方が上)
弾き心地重視なら木製鍵盤CP88、軽さ重視なら13.1KgのCP73。音は一緒です!

■Numa X Piano
国内3社以外でまともな鍵盤と言ったらイタリアFATAR製のコレ!
Steinway、ヤマハのモデリングピアノ、エレピ、その他を圧巻の同時発音数300で演奏!

■Aerophone
音源付きウインド・シンセサイザー!電池駆動可能!
ブレスコントロールでキーボードで演奏するよりも感情表現豊かに演奏可能!
鍵盤苦手でもサックスなら出来る!という方、
ライブで前面に出てサックス、ギターと演奏とか、目立ちたい人は是非!


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