シンセサイザー研究室

Access Virus TIシリーズのセットアップ

Virus TI、TI2、TI Snow を買ったら 必ずOSやドライバのアップデートを行う必要があります。
このページを参考にしてソフトウェアをバージョンアップしましょう。

Windowsは7、8、MacはOSX10.7以上がサポートされます。それ以外はサポート外です!

必ずAccessのサイトに行って最新のソフトウェアを入手します。
http://virus.info/ ※ コンピュータウイルスや病気のサイトではありません・・・

最新ソフトの入手はユーザー登録が必須です。
必要な情報は以下の通りです。
 ・メールアドレス
 ・パスワード
 ・フォーラムでのニックネーム(ハンドルネーム)
 ・名前(性と名)
 ・国
 ・City(例:Tokyoなど)
 ・ZIP(郵便番号)
 ・所有するVirusの種類とシリアルナンバー (本体の裏のバーコードの下などに表記されています)

これらの入力を完了すると、入力したメールアドレス宛に一通メールが届きます。 英語文章の中で
Please use the link below to enable your account:
http://virus.info/api/activation/id/*****************************  ※ ***はランダムな英数字
という部分があるので、そのURLにアクセスすれば手続き完了です。

メールアドレスとパスワードを入力してサインインした後、 最新のソフトをダウンロードしてください。
※ Beta版とRelease版があります。最新がBeta版だった場合、Release版をオススメします。

また、DAWアプリケーションを使用する場合、OS及び各DAWアプリケーションを 最新バージョンにアップデートして下さい。
※ Windows 7 x64、Virus ControlはFL Studio 10で確認しました

事前準備

新規導入でない場合は、アップデートを行う前にデータのバックアップを取ります。

Windowsは
スタート>Access Music>VirusTI>Support>Virus Control Center

Macは
Finderでアプリケーション>Access Music>VirusTI>Virus Control Center.app

で、Virus Control Centerを起動します。
Virus TI Backup1

「BACKUP & RESTORE」ボタンをクリックし、「BACKUP」ボタンをクリックします。

バックアップフォルダとファイル名を決め、「保存」をクリックします。
Virus TI Backup2

「OK」ボタンをクリックするとバックアップが始まります。
Virus TI Backup3

これでバックアップ出来ました。 Virus Control Centerを終了し、USB端子からVirusTIを外して下さい。
Virus TI Backup4

セットアップは時間が掛かります。ノートパソコンの場合は電源アダプタを取り付けて 作業して下さい。
まず、スクリーンセーバーを無効にします。
Windows 7の場合、デスクトップで右クリックし、個人設定>スクリーンセーバー> 電源設定の変更>コンピューターがスリープ状態になる時間を変更で、 スリープを「なし」、USBの選択的な中断の設定を「なし」にします。
USB sleep off
USB sleep off

Macの場合は、リンゴマーク>システムの環境設定
「デスクトップとスクリーンセーバ」のスクリーンセーバタブで スクリーンセーバを開始を「しない」に合わせます。
USB sleep off1

システム環境設定で「省エネルギー」を選び、カスタムにして「詳細設定」を クリックします。
コンピューターがスリープするまでの待機時間を「しない」に設定し、 可能な場合はハードディスクをスリープさせるのチェックを外します。
USB sleep off2

ウイルス検索ソフトなどはアップデート中に動き出したら怖いので、止めるか、 検索スケジュールを無効にし、アップデートを済ませておきましょう。

※ この時点ではまだ、VirusTIとPCはUSBで接続しません。
  電源だけ付けた状態にしておきます。電源は「TRANSPOSE」ボタン二つを同時押しです。

TI Software セットアップ(Windowsの場合)

ダウンロードしたファイルを解凍すると「Virus TISoftware Installer.msi」 というファイルがあります。コレをダブルクリックします。
※ 「C:\temp」など、アルファベットのフォルダを作って入れましょう。
  デスクトップやマイドキュメントなど日本語のフォルダや間にスペースが入った フォルダ名は避けた方が無難です。

virusti_setup1

nextをクリックします。
virusti_setup2

ライセンス規約に同意してnextをクリックします。
virusti_setup3

通常、そのままnextをクリックします。
virusti_setup4

VSTiプラグインのインストール先を指定します。通常、そのままnextをクリックします。
virusti_setup5

コンピュータのサスペンド機能(スリープや休止モードなど)が有効になってると不具合が発生する可能性があります。
ここでは、そのままとし、サスペンド機能を無効にしてもらいます。
ti_setup6b

installをクリックし、インストールを開始します。
virusti_setup6
※ Windows 7、8だとドライバーインストールの許可を求めてきます。 その場合「はい」をクリックします。

ドライバがインストールされます。(古いドライバがある場合は削除してくれます)
途中、この画面が出るのでUSB端子にVirus TI(Snow)を接続します。
※ USB-HUBは厳禁です。直接ポートに刺しましょう。
driversetup1
刺したらVirusTIのディスプレイに「USB link established」 と出て通常画面になるまで数秒待った後、「OK」をクリックします。

続いて、必要であればTI本体のOSアップデートが始まります。
VirusTI(Snow)本体の液晶画面もアップデート中のメッセージが表示され、 TRANSPOSEのLEDが点滅し始めます。
かなり時間が掛かります。ゲージが半分くらいになったところで 少し止まったあとググッとゲージが進んで処理終了となります。
driversetup6c

これでドライバインストール、OSアップデートが完了しました。
virusti_setup7

TI Software セットアップ(MacOSXの場合)

まず、MacOSXのアップデート機能でOSのアップデートをしておいて下さい。

1.スクリーンセーバーなどを無効にしておきます。
※ この時点ではまだ、VirusTIとPCはUSBで接続しません。
  電源だけ付けた状態にしておきます。電源は「TRANSPOSE」ボタン二つを同時押しです。

2.ダウンロードしたZIPファイルをダブルクリックし、 解凍されたdmgファイルをダブルクリックします。
画面が表示されたら、VirusTIをMacのUSB端子に接続し、右側のインストーラーをダブルクリックします。
※ USB-HUBは厳禁です。直接ポートに刺しましょう。
virusti-mac01

3.こういうダイアログが出てきたら「続ける」をクリックします。
virusti-mac02

4.「続ける」をクリックします。OSを最新にして下さいという警告が出たらOKを押します。
virusti-mac03

5.「続ける」をクリックします。
virusti-mac04

6.ライセンスに同意し、「続ける」をクリックします。
virusti-mac05

7.「インストール」をクリックします。
virusti-mac06

8.パスワードを入力し、OKをクリックします。
virusti-mac07

9.ドライバのインストールが開始されます。
  VirusTI本体のファームウェアアップデートが必要な場合は自動的に アップデートが行われます。
  アップデートが終了したら、「続ける」をクリックします。
virusti-mac08
もし、この画面が出たらVirusTIをUSBポートを刺して「Retry」をクリックします。
virusti-mac08b
virusti-mac08c
virusti-mac08d

10.「再起動」をクリックして再起動します。
virusti-mac09

11.「環境設定」で「サウンド」の設定を開き、出力や入力に
  Access Virus TI が追加され、iTunes等でVirusTIから音が出れば問題ありません。
virusti-mac10

TIOSの手動アップデート

以下はなんらかの理由でVirus TI(Snow)のOSを手動でバージョンアップさせる方法です。

Windowsは
スタート>Access Music>VirusTI>Support>Virus Control Center

Macは
Finderでアプリケーション>Access Music>VirusTI>Virus Control Center.app

で、Virus Control Centerを起動します。

「Needs Update」となっている場合はOSのアップデートを行います。
Statusが「OK」の場合は最新です。そのまま終了します。

ここではアップデートするので「OK」ボタンをクリックします。
osupdate1

通信を開始します。
osupdate2

「START UPDATE」ボタンをクリックします。
osupdate3

アップデートが開始されます。
VirusTI(Snow)本体の液晶画面もアップデート中のメッセージが表示され、 TRANSPOSEのLEDが点滅し始めます。
かなり時間が掛かります。OSに13ステップ、場合によりROM Bank 26バンク分 アップデートが掛かります。
osupdate4

「OK」をクリックすると、VirusTI(Snow)が再起動されます。
osupdate5

以上でOSアップデートは完了です。
osupdate6

このVirus Control Centerを使うと、A~Zの音色ROMバンクに音色データをバンク単位で 焼き込むことができます。
また、音色のバックアップリストアも行うことが出来ます。 読み書きは結構時間が掛かります。
書き込み中に電源を消さないように気をつけましょう。


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