Kronos3が出たので、今後5年は安心?だが、次がなぁ。
Kronos3は、どう考えてもNAUTILUS失敗の尻ぬぐいその場しのぎ。
デザインとかUI変えないのは賛成なんだけど、心臓部まで変わらないのはどうかと・・・値段40万超えとかドン引きだよ・・・
(このブログの上の画像のKronos2 88 Platinum は20万前後だった気がする)
任天堂Switchだって2になって少しはパワーアップしてるわけだし。(してるのか?)
Kronos2の微改造を選んじゃったから、これ以上ソフトウェアをいじると壊れそうだし、追加プラグインシンセとか作れそうにないんじゃ・・・(別に要らないか)
※ Linux kernel version 2.6.32.11 and RTAI 3.8.1 とか2010年のカーネルなので、これ相当を2025年発売の製品に使うとか、どれ程魔改造なのか推して知るべし。。。
ファイルシステムにExt3とか含んでるし2038年以降対応してないと思うので時計とかいたずらで変更したらダメよ。
https://kronoshacker.blogspot.com/2015/09
でも、今コルグのフラッグシップシンセサイザーと言えばコイツで決まりだし、もっと違うことをしたかったらMulti/Poly他のシンセを使うと。
Kronosシリーズが使えてるオーナーは大事に使い続けてKronos4を待ち続ける感じか。
次世代KronosをあきらめてKronos売ってNAUTILUSを買ったオーナーは可哀そうだよね。さらにKronosの互換性取るために、別途Kronosライブラリ(4万円)導入したとか NAUTILUS 73(アフタータッチ無し)だとしたらATに出来ないから、欲しかったらまた大して音違わない新しいKronos買わないといけない。
その心中たるや・・・
次世代Kronos・・・
Kronos/NAUTILUSで使ってるのはLinuxカーネルにRTAIとかいうリアルタイムOS化するパッチを適用した物。
LinuxカーネルとリアルタイムOS機能が正式に統合されたのが去年の話。
これから、新しいLinuxカーネルが使い物になるのか、CPUはIntel(AMD?)で行くのか、やはりラズパイやCortexなんちゃらのArm系で行くのか検証が始まると。
組み込みマイコンの世界は良く判らん。。。
次は5年は掛かりそう。
自分が50歳なので、Multi/PolyとかOASYS/Kronosを開発したKorg USA R&Dの連中の年齢は・・・60オーバー?余裕で定年。。。
頑張れるのか?若い技術者に技術継承出来てるのか?
京王よみうりランド駅前に凄い人たちはいるのか?
Wavestateと一連の製品とGrandstageやNAUTILUSでコルグJPとUSのリソースが枝分かれしちゃって5年。鍵盤もヤマハのOEMから独自になってから全く進化無し。
この5年を、次世代Kronosに集中してくれてたなら、このKronos3にはならなかった気もするけど、ライバル会社もKronosを倒すようなシンセ作って来なかったから助かってるんだろうな。
今後のコルグはどこへ行くのかしらね。
それまでMulti/Poly nativeで遊んでます。