シンセサイザー研究室

はじめに

扱うのは「音質」でも「楽曲」 でもなく「音色」

このサイトでは「音色」について研究しています。 「音質」でも「音楽(楽曲)」 でもなく「音色」

「音質」については人間の可聴領域とか 色々考えれば24bit96KHzくらいの解像度より上は屁理屈の様な気がするのです。
だから、テクノロジーの進歩で64bit浮動小数処理だのD/Aコンバータの性能が良いだの悪いだのといった問題は クリアされてると思います。
よくネットなどで「スペクトラムアナライザー」で波形まで調べて文句言ってる人 いますけど、波形を収録する際の録音方法や圧縮アルゴリズムまで考慮されておらず (メーカーしか知らないんだけど)、再生環境、制作過程での工夫次第で幾らでも やりようがある上に、 感じ方は人それぞれ。
人間の五感は視覚87%・聴覚7%・嗅覚3.5%・触覚1.5%・味覚1.0%。 聴覚の割合は全感覚の実に7%!

針金ハンガーとモンスターケーブル、2万円と140万円のCDプレイヤの違いが判らないくらい 人間の耳なんて適当なんです。
モンスターケーブル vs 針金ハンガー対決

「“マイ柱”電源」VS「燃料電池」
電源で音が変わるとか言って電柱改造したり、燃料電池使ったり・・・おまえら馬鹿じゃねぇの!?

だいたい、ハードウェアシンセやDAWとかで音楽作ってる瞬間からデジタルですし、スピーカー2個で良い音とか
無茶にも程があります。ハイレゾ?何それ喰えるの?って感じです。
本物のアナログシンセの音を録音した物をYoutubeで聴いたってデジタルですよ。。。
ですから音質なんて気にしてないで音作ったり曲作ったり といった所にパワー使って下さい。

「音楽(楽曲)」についてはホント、センス、才能、好み、 演奏技術、愛(笑)に至るまで感じ方は人それぞれ。
だから結果もそれぞれ。良いと感じれば良い物だし、良くないと感じればジ・エンド。 だからここら辺も屁理屈と言えば屁理屈。

で、このサイトで扱う「音色」はというと、 実は一番ウソが付けない物 だと思ってます。
「音色」とは音の特徴、個性。 元をたどれば全てはサイン波の塊。基音に倍音やら非整数倍音やらが沢山重なって 出来る音の特徴。

シンセサイザーの何が良いって、 この「音の特徴」を無尽蔵に創り出せることじゃないですか。
「気に入った音が無い?じゃあ作ってしまえ!」って訳です。

この「音色」を創り出す楽しさ。この楽しさをもっと広める。
それがこのサイトの目標なのです。