パートについて

Electribe MXでは、大きく分けて2種類のパートに分かれています。

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1つはドラムパート(図の1)、もう1つはシンセパート(図の3)です。
そして、2つのパートそれぞれにアクセントパート(図の2と4)が用意されています。(後述)

ドラムパート

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ドラムパートはキック、スネア、ハイハットなどのリズム、パーカッションを担当するセクションです。
各ボタンにパーカッションのPCM波形(207種類)を1つずつ選んで割り当てます。
1番はキック、2番はスネア、3番はシンバルという様に設定していきます。波形は好き勝手に割り当てられます。
「6A,6B」「7A,7B」は特殊で、AとBの音が同時に鳴らないようになっています。
例えば、ハイハットのようにクローズハイハットとオープンハイハットが同時に鳴るとおかしい波形などを設定したりします。

シンセパート

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シンセパートはMMT(Multi Modeling Technology)音源を採用しています。
MMT音源は同社のMOSS音源、MS2000などのアナログモデリングシンセサイザー技術を発展させたもので、
アナログオシレータの他、FM音源、リングモジュレータ、シンクモジュレーション、
シンセパート専用のPCM波形(76種類)など、様々な音源方式が16種類あります。
パートは5つあり、モノラルのシンセが別々の設定で5音鳴ることになります。
普通に使えば5音ですが、和音を鳴らしたり出来る技があったりと色々出来るので後ほど紹介します。
外部入力端子から入力した音声を加工し、内部でミックスして出す事も可能です。

アクセントパート

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上記2つ以外に、アクセントパートという物があります。ドラムパート用(図の2)とシンセパート用(図の4)に1つずつあります。
アクセントパートは、音の強弱を強調する箇所を決めるパートです。
どのくらい強調するかはアクセントパートのボリュームツマミで設定します。
各パートにアクセントスイッチがあり、アクセントをオンにするかオフにするかをそれぞれのパートで決められます。


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